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執筆者の写真PC研

春の見学会が開催されました。



4/10(水)当会の春恒例、見学会を久しぶりにリアルで開催しました。

見学先は今年8月で開業30年目を迎えるアストラムライン(広島高速交通株式会社)。広島市安佐南区長楽寺の本社兼車両基地を訪れ、今や広島市を代表する景観のひとつになった、イエローの車体がいかに生み出されたのか、またそれがどのような変化を受け入れながら現在に受け継がれてきたのかを参加者のみなさんと共有しました。鉄道に比べるとちょっと異色に思われがちなゴムタイヤ方式の「新交通システム」ですが、現在海外を含めて多数運用されるなかで、アストラムラインは歴史的先駆けであるだけでなく、運用距離、乗降客数、降雪に対する強さなど、世界に誇るべき実績を築き上げてきたことが再認識され、まさに30周年に相応しいイベントとなりました。

駅ごとに固有のカラーを設定して内装やサインに反映させた計画は当時画期的なものでしたが、これはいたずらに色数を増やしたのではなく、新しい交通形態が市民に理解されやすいように施した配慮との解説にも納得をいただいたように思えます。西広島への延伸にも期待が集まるこれから。新たな30年に向けてアストラムラインがどう進化してゆくのか、楽しみなひとときになりました。

(理事 彌中敏和)

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