2018年3月8日(木) メリィホスピタル・メリィデイズ/医療法人社団 八千代会
西風新都で4月開業予定の「メリィホスピタル・メリィデイズ」を見学しました。完成式典の準備や設備搬入など大変な時にもかかわらず、副理事長の姜慧様に案内していただきました。
「メリィホスピタル・メリィデイズ」は地域包括ケア病床と療養病床がある病院とサービス付高齢者住宅(サ高住)がひとつになった広島初の施設。10階建てで、1~5階が病院、5~9階がサ高住となっている。外観は高級マンションのよう。隣はアジア大会も開かれた「広域公園テニスコート」です。 1階エントランスホールの左手は「世界の入口」という一画。民族衣装や楽器が置かれ、多文化交流・共生や多様性を尊重する八千代会の理念も表している。フィットネスジム、奥に行くとレストランへと続く。エントランスホールの右側が病院で受付、診察室、検査室などがある。2階は病室とリハビリテーションのスペース。病室エリアもゆったりしたつくり。4人部屋の病室は障子をイメージした間仕切りがあり、プライバシー確保と心地よい空間づくりに配慮しているという。リハビリテーションスペースでは、リハビリの先生に作業療法・理学療法の様々な機器の説明もしていただきました。屋外のテラスに「リハビリ広場」があり、石畳の坂道を工作中でした。周辺に緑が多いので、天気が良い日は気持ち良くリハビリできそうです。 階ごとに食堂や談話室があり、サ高住の居室の部屋番号表示は職員が手づくり。エレベーターホールなどにはリースの飾り付けがあり、温かい雰囲気。ドアやフローリング、テーブルなどは木製が多く使われているのが印象的です。室内はアースカラー中心のシックな色使い。看護師さんなど職員からは「住居の色使いではなく、元気になってもらう色使いを」という思いから、「ビタミンカラー(明るい黄色、緑色、オレンジ色など)を取り入れて欲しい」という希望が多かったそうです。このことは色彩についての興味深い点でした。 病院とレストランなどは一般の人も利用できます。施設見学もしていますので、ぜひ問い合わせてみてください。 (種村)
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