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執筆者の写真PC研

秋のサロンが開催されました。


山間部から始まった紅葉が、広島市内でも見頃となった11月16日(金)に、恒例の「秋のサロン」が開催されました。今回は、兵庫県西宮市在住の写真家、松田浩一氏をお招きし、同氏撮影による香港ラッピング「Tram」の写真を拝見しながら、車体ラッピング広告と都市景観の関係性について考える機会としました。香港の「Tram」とは、香港島を東西に走る開業114年の二階建路面電車のこと。同氏は、東側終着駅「Shau Kei Wan」にて、広告でフルラッピングされた「Tram」を定点撮影されており、作品は既に400点を超えているとのこと。その貴重な作品群を一気に拝見させていただきました。日本では二階建の路面電車・バスは少なく、フルラッピングされた「Tram」は広告面積の大きさだけでも迫力があります。広告の出来として車両間の優劣こそありますが、観る者を「ハッ」とさせる「センスの良さ」、「迫力」、「優れたアイデア」のラッピング広告が複数あり、心を撃ち抜かれる感じを覚えました。当日は、当該事業管轄の行政、デザイン、広告、サイン施工、フィルム資材、デザイン教育など、多岐にわたる車体ラッピング広告に関心をお持ちの方々にご参加いただきました。来年、香港「Tram」は開業115周年とのこと。その記念イベントで、同氏の香港「Tram」作品群が、香港「Tram」にラッピングされるという、何ともユニークなラッピング「Tram」が、香港島を走る予定です。その報告も、当研究会にてお願いしたい思いです。(柏尾)




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